結婚式の日は、新郎新婦にとっても列席する家族にとっても、一生の思い出となる大切な一日。
日取りを決めるときには、親族やゲストにも喜んで列席していただけるように、お日柄やゲストの都合など、さまざまなことに配慮する必要があります。
家族挙式や少人数での結婚式の日取りのおすすめの決め方や注意点についてぜひ参考にしてみてください♪
目次
スムーズな決め方の流れは?
一般的に、結婚式のための具体的な準備に取り掛かるのは、挙式の3か月程前から。
まずは、いつ頃結婚式を挙げたいのか、3~6か月以上先を目安におおまかに希望の時期を考えてみましょう。そして、結婚式場に希望時期を伝え、具体的に日取りを決めていくという流れがスムーズです。
親族だけを招く家族挙式や、挙式のみで披露宴は行わない場合など、少人数での結婚式なら準備の時間が少しおさえられるため、実は1か月先に結婚式を行うことも可能です。
挙式内容について具体的な希望がある場合や、早い時期に結婚式をしたい場合には、挙式内容とだいたいの人数も式場に伝えてみるといいでしょう。
人気のシーズンは?
一般的に気候のよい春と秋が人気の時期。屋外でも気持ちよく過ごせるため、テラスやガーデンを利用したウエディングを希望する方にもおすすめです。
ただ、人気シーズンはどうしても会場が早い時期から埋まるので、希望の日取りで予約ができなかったり、夏や冬よりも特典が少なかったりするケースもあります。
夏や冬の方が、希望の日取りが比較的選びやすく、費用を抑えられるというメリットもあるので、検討してみるといいでしょう。
縁起の良い日、避けた方が良い日とは?
「結婚式は大安の日に」など、お日柄に詳しくない方でも、一度は聞いたことがあるのでは?
カレンダーなど暦に記載されている”先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口”といった六輝(六曜)は、もともとは中国から伝来したもので、日本では古くから冠婚葬祭などの儀式を行う際に縁起の良い日、悪い日の判断指標とされてきました。
結婚式を行うのにもっとも縁起が良いのは「大安」、次に適しているのは「友引」、そして「仏滅」は避けた方がいい日という習慣があります。
ほかの六輝(六曜)については時間帯によって異なり、「赤口」は正午の前後が○、「先勝」は午前が○、「先負」は午後が○とされています。
このように古くからの慣習では六輝が意識されてきましたが、最近では特に気にしない方も増えてきています。
ただし、結婚式は二人だけのものではなく、両親や親せきにとっても大切なもの。親世代の方の中には、縁起を気にする方もいらっしゃいます。日取りについてどんな思いを持っているか、両親に事前に聞いてみるといいでしょう。
親族やゲストのために気をつけたいポイント
家族挙式や少人数での結婚式では、人数が少なく親しいゲストが多い分、仕事休みや家族の用事で忙しい時期など、それぞれのゲストの事情もイメージしやすいはず。すべての方にとってベストな日取りにするのは難しいですが、可能な範囲で配慮して日取りを考えてみましょう。
それぞれのゲストの都合をあらかじめイメージしておくことで、当日列席していただいたときに伝えるお礼の言葉も変わってきます。「お忙しいところありがとうございます」と、都合をつけて来ていただいたことに感謝を伝えることを忘れずに。
日取りによってはお得な特典があることも!
一般的に結婚式は土日に行われることが多いもの。しかし、サービス業やシフト制のお仕事で平日の方が都合が良い場合など、最近は平日ウエディングを検討するカップルも増えています。
オフシーズンや平日であれば、縁起の良い日を選びやすくなるだけでなく、お得なプランや特典があるというメリットもあるので、WEBサイトや式場見学時に確認してみるのがおすすめです。
希望の時期、お日柄、ゲストへの配慮、費用のこと。新郎新婦のお二人でいろいろな面から検討を重ね、式場の方にも相談しながら、自分たちにぴったりの日取りを決めていってくださいね。